山国屋の歴史
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野菜の卸売業「山国屋」創業
初代国広が、山梨県甲府市伊勢町にて野菜の卸売業、山国屋(やまくにや)を始める。当時の甲府には小売店舗がほとんどなく、信州の工場や甲府の軍隊等に野菜を卸していた。
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当時は珍しい木造3階建てのビルが完成
二代目政国が、甲府駅からまっすぐ伸平和通りの丸の内3丁目に当時では珍しい木造3階建ての青果物を取り扱う小売店舗のビルを建造。店舗内の西洋風の部屋も珍しく、外部へ貸し出すこともあった。
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山梨県初の電光掲示板設置
ビルの屋上に山梨県内初の電光掲示板を設置。電光ニュースとして話題になり、もの珍しさから道を行き交う人が電光掲示板を見上げた。
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観光客増加に合わせてぶどう園開園
三代目弘夫の時代は、高度経済成長期で農業の形態や国民の食生活が変化し、ぶどうや桃、さくらんぼなどの果樹栽培の需要が高まる。首都圏や中京圏を中心とした観光客向けに善光寺にぶどう園を開園。
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フルーツパーラーを開始
フルーツを使ったパフェやプリンアラモード、スパゲッティなどのハイカラな洋食を提供するフルーツパーラーを開始。ビル内には塾なども入り、賑わいを見せていた。(現在は店内飲食物の提供をしておりません。)
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甲府駅に近い現在の店舗に移転
耐震性からビルの撤去が決定。平和通り沿いから、甲府駅に近い現在地に移転した。
目利きのこだわり


遠藤博(4代目店主)
山国屋は、地元山梨の方々や観光で訪れるお客様に支えられ、100年以上にわたり旬の果物をお届けしてまいりました。
私たちは「自分が心から納得したもの」しか販売しません。山梨県中の農家を訪ね、色・形・香りを一つひとつ確認し、これは本当に良いと思えるものだけを仕入れています。販売時も再度チェックし、選び抜いた果物だけをお届けします。そのため、納得できない日は在庫が少ないこともありますが、多くのお客様に「絶対に外したくないときは山国屋」と信頼をいただいています。
そして、山国屋は特別な日の贈答だけでなく、今日の食卓の一品としても楽しんでいただきたいと思っています。果物は一つからご購入いただけますので、どうぞ気軽に立ち寄ってみてください。 毎日たくさんの山梨の果物を用意して、お待ちしています。気軽に来てくりょ~!(甲州弁で「来てください」の意)